あしたから本気

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【ゲーム・オブ・スローンズ】シーズン7 5話 レビュー それぞれの再会が勝敗を動かす...

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Photo by HBO

ゲーム・オブ・スローンズ Game of Thrones シーズン7 第5話のレビューです。

 

今回は非常に多くの再会が楽しめた回でした。

戦闘シーンはありませんでしたが、それぞれの勢力を大きく左右する出会いがたくさん。

 

以降ネタバレありです。

 

その後のジェイミーとブロン

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Photo by HBO

前回デナリスのドラゴンとの戦闘でボロ負けしたラニスター軍。デナリスに一矢報いようとしたジェイミー、ドラゴンに燃えカスにされる直前にブロンに助けられました。

 

完全にドラゴンにビビったジェイミー。「あんなのがあと二匹もいるなんて...。サーセイに言わんと...。」

 

生き残ったラニスター軍兵士たち

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Photo by HBO

生き残ったラニスター軍兵士の中にはタイレル家に仕えるランディル・ターリーディコン・ターリーが。サムの父親と弟です。

 

デナリスは集めた残兵向かって言い放ちます。

「選択肢を与える。私に跪き共に戦うか、死ぬか。」

 

数人の兵士たちだけ跪きますが、ドラゴンの咆哮でほとんどの兵士がすぐさま跪きます。

 

今やタイレル家は実質ラニスター軍に滅ぼされて、ターリー家はサーセイに反抗こそすれ、仕える必要もないですが、ランディルはウェストロスに侵略に来たデナリスに対して強い敵対心があり、かたく跪くことを拒みます。

 

ティリオンはそんな兵士として優れた彼を殺すには惜しく、壁での戦いに必要だと主張するも、本人がそれも拒んだため、処刑は確実なものとなりました。

息子ディコンも降ることを拒んだので、二人ともドラゴンの火炎によって燃やし尽くされてしまいました。

後に残った兵士も全て恐れをなしてデナリスに跪くのでした。

 

ティリオン、デナリスに話を聞いてもらえるようにしろと、ヴァリスに諭されます。

 

サムがモーモントと知り合って、ジョン・スノウの軍とデナリス軍の同盟に一歩近づいたのかな、と思っていましたが、このことがきっかけで今後亀裂が生じそうですね。

 

この二人はいつ切れるのか...また話がややこしいことに...

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Photo by HBO

ドスラキ&ドラゴンにコテンパンにやられたジェイミー、サーセイの元に帰還(↑は泣きついているわけではない)。

 

「あいつらやばい。」と報告するも、サーセイには和平なんて選択肢はなし。

 

そしてジェイミー、ジョフリーを殺したのがティリオンではなく、オレナ・タイレルであると伝えます。

タイレル家のように滅亡しないためには、この戦いに勝つための方法を見つけないと、と焦るジェイミー。

サーセイ「戦って死ぬのか、屈服して死ぬのか、兵士ならわかるわよね。」

 

その後ティリオンに会って、ゾンビ軍団が迫っているからデナリス軍が休戦を申し込んでいることを伝えるジェイミー。

目の前の敵は誰でも倒すと言うサーセイ。

「この子のためにもね。」

お腹をさするサーセイ!べ、ベイビー!?

もちろんお腹の子はジェイミーの子。

 

今子供できたらもう隠しきれない二人の関係。

なかなか切れそうにないですねこの二人は。

 

ジョン・スノウ、血が騒ぐ...?

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Photo by HBO

ターガリエンの血が混じっているのでは?という噂が流れているジョン・スノウ。

ドラゴンに素手で優しく触れます。

やっぱりそうなのか...?ドラゴンのパパになるのか...!?

 

ジョラー・モーモント帰還

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Photo by HBO

サムの助けで傷を癒したモーモントが帰還。

デナリスと感動の再会を果たします。よかったね...。

いつも腰の低く、ジェントルマンなモーモント大好きだ。まさに騎士(ナイト)。

 

近づくホワイト・ウォーカーの群れ

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Photo by Lauren Meechan

三つ目の鴉の力でホワイト・ウォーカーの動向を探るブラン。

とんでもない数の群れが壁に近づいているのを見ます。

一瞬、ナイト・キングにバレそうになってるけど...。

お前またやらかす気か!!

 

サム、仕事やめるってよ

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Photo by HBO

シタデル(知識の城)で修行を積むサム。

メイスターたちがブランのホワイト・ウォーカーが近づいているという旨の手紙を読んで、バカにしていると、サムは「彼の言っていることを聞いてあげて」と発言。

メイスターの力をもってすれば、多くの人々を壁の守りに向かわせられる、とも。

しかし、バカにして、サムの話を真に受けないメイスター達。

 

どうでもいい研究や記録に固執するバカなメイスター達に嫌気が差して、ギリーとベイビーサムを連れ、重要な書物を持ってシタデルを出ます。

 

それぞれの旅

ジョン・スノウ

ブランの手紙でナイト・キングの軍が壁に迫っていることを知ったジョン・スノウ。

「お家帰る。」

デナリスが共闘しなくとも、今いる兵で戦う覚悟です。

 

しかしデナリスもことの重大さがわかってきた模様。

とりあえず以下のように話がまとまりました。

 

ティリオン

サーセイにゾンビ軍団いると信じさせる。

「ゾンビ一匹もってくか。」

でも信じてもらえるか不安。むしろ殺されないか不安。

...ジェイミー、きみにきめた!俺の話聞いてよ!

そしてダヴォスにキングズランディングに密輸されるティリオン...。

 

キングズランディングでジェイミーとブロンに会うティリオン。

父親を殺した件でジェイミーとはまだわだかまりがあるものの、サーセイ説得について頼みます。

 

ダヴォス

ある人を探しに蚤の市に行くダヴォス。鍛冶場街でその人を発見。

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Photo by HBO

お前今までどこいたんじゃーーーー!!!

視聴者はすでに君の存在忘れとるよ!

 

ジェンドリーはロバート・バラシオンの落とし子。

バラシオン家はみんな殺されていますから、彼が最後の血縁者です。

一時期アリアと一緒に行動を共にし、最終的にダヴォスにドラゴンストーンから逃してもらいました。

父親をラニスター家に殺されてますし、自分も命を狙われていたから、鍛冶場で働きながらいつも報復のチャンスを待っていたそうです。

だから武器がハンマー!

出航で哨戒兵に見つかり、トラブルになりそうだった時、彼のハンマーが炸裂。めっちゃ強くなったジェンドリー。

 

ダヴォスはジェンドリーを連れてジョン・スノウの元へ。身元を隠すようにダヴォスに言われたジェンドリーですが、ジョン・スノウに全て話します。そしてジョン・スノウと一緒に戦うことに。

 

モーモント

「ゾンビ捕獲は任せろ。」

北から活きのいいの捕ってきやすぜ!

ジョン・スノウ、トアマンド率いるフリー・フォークたちと北へ。

 

一旦ドラゴンストーンに帰ってきたティリオン、お守りにしてた奴隷商人からもらったコインをモーモントに渡します。そして「返せよ。俺たちの女王はお前が必要だ。」と。

窮地を共に脱した二人の友情がカッコいいです。デナリスとはまたお別れかー。

 

トアマンド笑

ジョン・スノウと合流したトアマンド。

これから2人の女王を説得するために「ゾンビ狩り」って聞いて、「はあ?」ってなるも、渋々参加。

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Photo by HBO

「あのおっきい女は?(´・_・`)」

ブライエニー来ないよww残念www

 

そしてなんと、彼の仲間が北の壁から少し離れたところで、ハウンド一行を捕らえていた!

因縁があるジェンドリーとベリック・ドンダリオン、そして一族をモーモントの父親に殺されているトアマンド。

ギスギスの関係ながら、ジョン・スノウが取り持って、一行は「ゾンビ狩り」へ...。

 

嵌められたアリア

アリアとうまくいかないサンサ

帰還後早々、ジョン・スノウの不在からくるいざこざについてサンサと揉めるアリア。

にしてもやっぱりサンサはアリアに嫉妬しているのか...いろんな意味で笑

 

ジョン・スノウ不在で言いたい放題の諸侯たち。彼らの首を跳ねてしまえばいいと言うアリア...(怖。一緒に戦っていくにはそんなことできないと言うサンサ。

もしジョン・スノウが生きて帰って来なかったら、と言うアリアの発言で険悪ムードに。

 

昔から仲よかったわけじゃないけど、今こんな時に喧嘩すんなや。アリアの歪んでしまった性格がよく分かるシーンですね。

 

リトルフィンガーの罠

なにやら女官と密談してる様子のリトルフィンガー。それを陰から見ていたアリア。

アリアは彼の怪しい動向を探ります。

諸侯達ともコソコソと話をしているリトルフィンガー。

スターク家に使えるようになったWolkan、リトルフィンガーに何かを渡します。

アリアはリトルフィンガーの部屋に忍び込み、彼が隠したものを探します。それはバラシオンの封を押され、サンサの署名が入った手紙でした。

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Photo by HBO

文面から察するにシーズン1でサンサが脅迫されて、兄のロブ宛てに書かされたものでした。

 

"Robb, I write to you with a heavy heart. Our good king Robert is dead, killed from wounds he took in a boar hunt. Father has been charged with treason. He conspired with Robert's brothers against my beloved Joffrey and tried to steal his throne.

The Lannisters are treating me very well and provide me with every comfort. I beg you: come to King's Landing, swear fealty to King Joffrey and prevent any strife between the great houses of Lannister and Stark."

Post by Christopher Hooton

「ロブ、お父様は私の愛するジョフリーの玉座を狙って、反逆罪で捕らえられているわ。これ以上の争いを防ぐにも、キング・ジョフリーに忠誠を誓って。」

 

なんとまあ嘘だとわかりやすい(笑

こんなのに騙されるやついんの?

でもなんかアリアは信じちゃったみたい...。

 

それを陰から見つめるリトルフィンガーには不敵な笑みが...。

彼にはどんな企みがあるのでしょうか。

 

さいごに

いよいよ決戦が近づいてきましたね。

しかしながら、まだまだ誰かの裏工作が続きそう。

ひとまず次からは「ゾンビ狩り」!!

アクションも期待できそうですね。